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状況に応じてメガネを掛け替える煩わしさから解放された。

大阪府吹田市 Mさん 【商品】中近レンズ

遠近眼鏡と近々メガネを使い分けても解決できない不満が残った。

62,3歳の頃に作り直した遠近両用メガネだけで過ごしてきたが、どうも目が疲れてボーとしか見えなくなり目がしょぼしょぼするようになってきた。メガネを外して目をこするとよけいひどくなる。「幸いに」元々度がきつい近視だったため読書のときはメガネを外すと楽に読める。ところが、私的にも仕事にもよく使うパソコンに向かうときはメガネを掛けなければ見えないので、長時間パソコンを使ったときは特にひどい。そこで仕方なく、昨年(68歳)になって「近々レンズ」のメガネを新調して遠近両用レンズのメガネとの二刀流で過ごすことにした。

近々メガネを使ってみると、これまで目に無理をかけていたのを実感させられた。ずいぶんと見え方が楽になったのだ。ずっと掛けていてもまったく目が疲れない。そうなるとすぐに疲れる遠近両用メガネと取り替える気がしなくなった。読書、パソコンのときに限らず、外出時にも近々メガネで過ごすようになった。遠方がはっきり見えないでクルマの運転をするのは危険だと承知していても、見え方が楽な近々メガネのまま運転してしまうこともしばしばになった。

それでもまだ解決できない不満が残った。映画鑑賞や運転時には遠近両用に掛け替えるにしても、近々メガネでは中間距離のものがよく見えないのだ。パソコンとの距離を少しあけるともう見えない。だからいつもディスプレイに異常に接近した姿勢でいなければならないから、目よりも身体の方が先に疲れる。もうひとつ、水彩画の趣味にはまっていて毎日のように絵をえがいているので、1メートル先の静物や3.4メートル先にいるモデルなどのモチーフが良く見えないのが困る。仕方なく遠近両用メガネを掛けて描くと、今度は手元の画用紙が良く見えない。風景画でもおなじだ。遠方と手元を目が頻繁に往復するから、遠近メガネでも近々メガネでも目が疲れるのだ。もう近々と遠近に加えて「中近レンズ」メガネの三刀流でなければ過ごせない歳になったのかと思って悶々としていた。


 

「普通の」メガネ店ならば「じゃあ、中近レンズで作りましょう」と言われるだけかなと思い、どこか親身に対応してくれそうな「変わった」メガネ店はないものかとネットで検索したところ、「メガネのサンクス」のwebに行き着いた。ホームページを読むに連れ、石田さんという店主の熱意が伝わってくる。数多くの来店者の感謝の声も載っている。この店なら信用できるなと思えた。しかも職場のすぐ近くにあるではないか。相談だけでもしてみようと出かけたのが来店経緯である。

ホームページに書かれているとおり、じっくりと話を聞いてくれ、裸眼の現状と手持ちのメガネとの整合性など各種の検査を2時間以上もかけてやってもらえた。これまでいろいろなメガネ店でメガネを作ってもらってきたが、初めてやる検査も数種類あった。その対応ぶりは親身であり、売り上げを上げることだけを目的にされているわけではないことがかんじられた。

その結果、目の老齢化(老眼)が進んで近眼の程度が低くなっていること、乱視の軸が変わっていること、軽い斜視があることなど指摘された。対策として斜視を矯正するプリズムの入った中近レンズのメガネだけで十分に日常生活を支障なく過ごせると言われた。そのレンズも高級品を進めるのではなく、ごく普通のものでリーズナブルな価格であった。手持ちの縁なしのブローメガネにはめてもらったのだが、近場が良くみえるようにとレンズのサイズを縦に広げて作ってくれた。

その上に1ケ月ほど新調したレンズを使ってみてから再検査してくれた。私の場合は、プリズムの加減を直すために作り直してくれた。それも無料である(保障期間のため)。初めは見え方に違和感があっても徐々に慣れるのだが、2ケ月後にも慣れた後でも異常がないかどうかアフターケアで再々検査してくれる。なるほど、これほどに厚いフォローがある故に人伝に遠方からもお客が来るようになったのだなと納得した。まあ、そういう訳でメガネのサンクスで注文した中近レンズのメガネだけで過ごすようになって4ケ月が経過した。

石田店主が言われたとおり、このメガネ一本で過ごせるようになった。状況に応じてメガネを掛け替える煩わしさから解放されたので、ほんとうに感謝しています。まず新聞などの細かい字は近々メガネで見たときよりも楽に読めるようになった。これは斜視が改善され脳内で正しく映像を結ぶようになったため目の筋肉に無理がかからなくなったことと、度数が正しく調整されたためだろうと思っている。パソコンのディスプレイの字も拡大させなくても楽に読めるようになった。焦点が近々ワイドレンズより遠方になっており、近場がワイドに見える点も近々レンズとあまり変らない。室内の中間距離まではくっきりと見える。ただし、屋外の遠距離の像は遠近両用レンズに比べるとやはりはっきりしないのはやむを得ない。それでも夜間のネオンの光が二重に見えていたのはプリズムのせいか改善された。クルマの運転もこのメガネをかけたままであるが支障がない。

絵を描くときもメガネをかけ直していない。遠距離の風景も目の前の静物も同じメガネで描いている。先日、映画を見に行ったときうっかりと遠近両用メガネを忘れてきた。そのためこのメガネで鑑賞したが別に不満に思うようなことはなかった。
 

他店にない持ち前の技術と知識をいかして発展されるよう期待しています。

感じたことや要望

次々と目新しい商品が開発され、付加価値を付けた高級品でなければ良いメガネが作れないという風潮に流されることなく、顧客第一の立場で頑張っておられる「メガネのサンクス」さん、
これからも他店にない持ち前の技術と知識をいかして発展されるよう期待しています。
 

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